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NHKスペシャル終戦特集ドラマ「１５歳の志願兵」
８月１５日（日）ＮＨＫ総合　夜９：００～１０：１３　放送！！
出演は、池松壮亮、高橋克典、大賀、鈴木砂羽、夏川結衣、竜雷太ほか。

滋賀県では延べ７日間、４市町で撮影されました。
放送日は８月１５日、終戦の日であり、お盆の夜でもあります。
ご家族でぜひご覧いただき、改めて戦争について、平和について考え、話し合っていただければうれしいです。
このドラマは旧制愛知一中であった実話に基づいています。



　　　　　　　　（左より竜雷太、太賀、池松壮亮、高橋克典、福士誠治）　　　　（ｃ）ＮＨＫ名古屋放送局


　あらすじ　
昭和18年。海軍は航空兵不足の解消のため、甲飛予科練習生の志願者数を強制的に割り当てた。
　愛知一中の割当ては47人。しかし、名門校を自負する生徒たちは戦争を冷ややかに見ており、愛知一中の3年生・藤山正美（池松壮亮）もその一人だった。正美にとって、端艇部（ボート部）の親友・笠井光男（太賀）と文学や将来について語って過ごす時間が何よりも大切だった。
　志願者の少なさに焦った軍部は、校長を通じて『時局講演会』を開き、生徒への指導強化を命じる。
正美の父・順一（高橋克典）は同校の英語教師で、戦争に賛成ではなかったが、それを明確に口にすることはできなかった。
　7月5日、700人の生徒が集まった柔道場では、軍人たちが悲痛な戦争体験を話し、教師は名門一中の生徒として進んで戦場に行くべきだと語る。
　熱狂の中、お国のために役に立ちたいと使命感に目覚めた純真な生徒たちは、次々と志願を誓う。
冷静に聴いていた正美までもその空気に飲み込まれ、「戦場に行く」ことを宣言した。

　制作記者会見が行われました！
　　　記者会見のもようは番組ホームページからご覧いただけます。
URLはこちら⇒⇒　　http://www.nhk.or.jp/nagoya/jyugosai/

　滋賀県のロケ地はここです！

★豊郷小学校旧校舎群（豊郷町）　　
　ここでは、旧制中学校の教室のシーンが撮影されました。
　イスと机を並べ、役者が加わると、この空間だけ戦時中です。




　この小学校での撮影が記念すべきクランクインの日。
　地元・阿自岐神社の神主さんにドラマ成功と安全祈願のご祈祷をしていただきました。

★五個荘金堂地区（東近江市）　　
　ここでは、志願兵を送り出すパレードのシーンなどが撮影されました。
　このシーンには、滋賀ロケのエキストラさん約100人が両親・兄弟役として参加しています。






★鎌掛スポーツ広場（日野町）
　ここでは、志願兵を送り出す壮行会や軍事訓練のシーンなどが撮影されました。
　ここでも滋賀ロケのエキストラさんが参加しています。




このドラマでは、エキストラさんもモンペや国民服、着物などに総着替え。
今では着ることのない衣装に変身し、楽しまれていた方も。
また、この撮影はエキストラさんも早朝６時現地集合。
特に鎌掛の撮影は、一番電車でも間に合わず、全員車集合を余儀なくされる過酷ロケ
でしたが、たくさんのエキストラさんにご参加いただきました。
ありがとうございました。

なお、鎌掛でのロケは滋賀報知新聞の取材がありました。
ドラマの広報宣伝のほか、滋賀ロケのＰＲもしてくださいました！

紙面はこちら　↓↓
　http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0005015

ほかにも地元、日野町の広報誌や公民館だよりでも取り上げてくださいました。
地元の方が、ロケに好意的でいてくれることが、とてもありがたいです

地元在住のエキストラさんはインタビューに”ひっぱりだこ”でした



★今津沖、百瀬川河口（高島市）　
ここでは、ボート部の練習シーンなどが撮影されました。
役者さんへのボート練習指導者として、またボートを漕ぐエキストラ役として、協力してくださったのは
地元高島高校のボート部員さんです！！
ボート部員さんの丁寧な指導と、役者さんのがんばりで、よい映像ができあがりました。
ちなみに撮影に使用したボートは高島市今津支所所有のフィックス艇です。




★宣伝ポスター、チラシの写真の秘密・・　
少々「ネタばれ」になりますが、ポスター写真のほとんどが滋賀県の撮影で撮られたものです。
私たちが大喜びなのは言うまでもありません




　　
ドラマのロケ地へぜひ遊びに来てください

　　観光地・ロケ地の紹介　


★豊郷小学校旧校舎群　　
　　　最近ではアニメ「けいおん」に登場する高校のモデルとなったとされている小学校です。
　　　３階には「けいおんルーム」が設けられています。巡礼者（「けいおん」ファンのこと）が記念の品を置かれ、けいおん一色の部屋となっています。地元商工会を中心にオリジナルグッズも販売されています。
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の校舎。昭和１２年５月に完成。建設されたのは丸紅の重役として活躍された古川鉄治郎さんで、私財の3分の2にあたる60万円（現在の物価で十数億円）という巨費を投じて老朽化した母校を新築されました。白亜の校舎は当時「日本一、東洋一」と言われました。
　　　小学校以外にも、大手商社「伊藤忠」「丸紅」の創始者で近江商人の筆頭としてあげられる伊藤忠兵衛（いとうちゅうべえ）（1842-1903）の本宅「伊藤忠兵衛記念館」や、地酒「金亀」で有名な安政元年創業の造り酒屋「岡村本家」などがあります。

　　　　　◆豊郷小学校旧校舎群　http://www.toyosato-elschool.net/
　　　　　◆伊藤忠兵衛記念館　　http://www.itochu.co.jp/ja/about/history/memorial/
　　　　　◆岡村本家　　　　　　　　　http://www.kin-kame.co.jp/






★五個荘金堂地区
五個荘は近江八幡や日野とともに近江商人発祥の地と言われています。金堂からも多くの近江商人が輩出しています。明治初期には全戸数の約３分の１が呉服などを扱う商業に従事し、県外に出店している商家も多くいました。商人たちは豪商へと出世しても郷里を離れることなく金堂に本宅を築かれています。
現在、藤井彦四郎邸や外村繁邸、中江準五郎邸、外村宇兵衛邸などの近江商人屋敷が見学できます。舟板塀や白壁、蔵、大きい日本庭園など見どころがいっぱい。当時の様子がうかがえる金堂の町並みをぜひご覧ください。
　 また、東近江市は、随筆家の白洲正子さんが訪れたスポットが多くあります。夫婦岩と言われる巨岩がある「太郎坊宮」、三重石塔が有名な「石塔寺」、十一体の国指定重文の仏像が拝観できる「石馬寺」などです。
　　　　◆東近江市観光協会　　http://www.higashiomi.net/
　　　　◆太郎坊宮　　　　　　　　http://www.ex.biwa.ne.jp/~tarobo/
　　　　◆石塔寺　　　　　　　　　　http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=536
　　　　◆石馬寺　　　　　　　　　　http://www.eonet.ne.jp/~ishibaji/